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東京のデザイナーズ・アーカイブ古着 — モードの名作を探す4店

東京のデザイナーズ・アーカイブ古着 — モードの名作を探す4店

マルジェラやラフ・シモンズ、ヨウジヤマモト、コム デ ギャルソンといったデザイナーズの過去コレクションを、古着として探す楽しみがあります。いわゆるアーカイブ古着です。新品では二度と手に入らない名作を、当時の文脈ごと手にできるのが魅力ですが、扱う店は東京でもごくわずかで、目利きと知識のある専門店に足を運ぶ必要があります。この記事では、デザイナーズやモードのアーカイブ古着を探せる東京の店を、エリアを横断して紹介します。店数の少ないジャンルのため、各店とも在庫や営業が流動的です。住所と営業時間もまとめましたが、不定休や予約制の店もあるため、訪問前に各店の最新情報を確認してから出かけてください。

アーカイブ古着とは何か

アーカイブ古着とは、デザイナーズブランドが過去に発表したコレクションのアイテムを、ヴィンテージや古着として扱うものを指します。1980年代から2000年代にかけてのマルジェラやヘルムート・ラング、ラフ・シモンズ、ナンバーナイン、アンダーカバーなどが代表的で、当時のショーで提示された思想や時代背景まで含めて評価されます。

こうした名作は生産数が限られ、年月を経て市場から姿を消すため、状態の良い一着は希少です。そのぶん価格も幅広く、真贋や年代、コンディションの見極めが欠かせません。だからこそ、知識を持つ専門店で背景を聞きながら選ぶ意味があります。東京では渋谷や新宿、恵比寿、表参道に、こうした古着を扱う数少ない名店が点在しています。

近年はSNSや著名人の着用をきっかけに、過去のコレクションが改めて注目を集めています。現行のコレクションにはない造形や思想が再評価され、若い世代にもアーカイブを掘る楽しみが広がりました。とはいえ需要の高まりに対して供給は限られるため、良質な一着ほど早く動きます。気になるピースに出会えたら、状態と価格を見極めたうえで判断する姿勢が大切です。

新品では二度と手に入らない名作を、当時の文脈ごと手にできるのが魅力ですが、扱う店は東京でもごくわずかで、目利きと知識のある専門店に足を運ぶ必要があります。

アーカイブ専門で探す

まず訪ねたいのが、デザイナーズアーカイブを専門に扱う店です。年代やブランドを横断して名作が並び、見るだけでもモードの歴史を辿れます。

Archive Store は、渋谷・神南の地下に構える、1980年代から2000年代のデザイナーズアーカイブ専門の店です。マルジェラやラフ・シモンズ、ヘルムート・ラング、コム デ ギャルソン、ヨウジヤマモト、ナンバーナイン、アンダーカバーといった名作が、作品の文脈とともに並びます。コレクター視点でキュレーションされ、希少ピースの展示も開かれる、東京のアーカイブシーンの中核といえる一軒です。

デザイナーズ古着の専門店で掘る

特定のブランドや年代を腰を据えて探すなら、デザイナーズ古着に強い専門店が頼りになります。状態の良い一点を、年代を横断して見比べられます。

DC BANK は、ヨウジヤマモトやコム デ ギャルソン、イッセイ ミヤケといった国内デザイナーズの古着を専門に扱う新宿の店です。モノトーンを基調に常時多数のアイテムがそろい、過去のコレクションをまとめて追えるため、デザイナーズを深く知りたい人ほど長く楽しめます。専門店ならではの目利きで、特定のブランドやラインを掘り下げたいときに頼りになります。

Memory Memento Remembrance は、古着の大きなトレンドからこぼれ落ちるブランドに的を絞った、ヨーロッパのメンズ古着の店です。ピエール・カルダンやケンゾー オムといった1960年代から80年代のモードから、90年代以降のPradaやDolce&Gabbanaまで、オーナーが偏愛するデザイナーズを少数精鋭で揃えています。恵比寿の住宅街にある隠れ家で、深い知識を持つ客層に支持されています。

デザイナーの系譜で選ぶ

過去のアーカイブだけでなく、デザイナーの思想や系譜を軸に現行のアルチザナル系まで含めて見たいなら、視点の効いたセレクトショップも面白い選択です。

CONTEXT TOKYO は、表参道にある、デザイナーの系譜と思想を重視するセレクトショップです。ZIGGY CHENやUMA WANG、JAN-JAN VAN ESSCHEといったアルチザナル系のコンテンポラリーを軸に、年代物のアーカイブやアンティークも織り交ぜて提案します。アーカイブ専門店とは性格が異なりますが、一着の背景まで深く知りたいモード好きに響く一軒で、デザイナーズ古着めぐりの締めに立ち寄る価値があります。

アーカイブ古着を探すときのコツ

アーカイブ古着は、扱う店そのものが少ないジャンルです。気になる店は営業日や在庫が流動的で、不定休や予約制、Instagram告知制の場合もあるため、訪問前に必ず最新の状況を確認してください。代表的だった店が実店舗を閉じてオンラインや予約制へ移ることもあり、情報は常に動いています。

選ぶ際は、年代やラインの真贋を店主に尋ねるのが確実です。デザイナーズのアーカイブは、同じブランドでも年代やコレクションによって評価も価格も大きく変わります。状態については、生地の劣化や縫製のほつれ、ファスナーやボタンの動きを一点ずつ確かめ、価格に見合うかを冷静に見極めましょう。一度の訪問で決めきろうとせず、知識を蓄えながら通うことで、本当に納得できる一着に出会いやすくなります。

まとめ

デザイナーズやモードのアーカイブ古着は、新品では出会えない名作を文脈ごと手にできる、奥の深いジャンルです。アーカイブ専門のArchive Store、国内デザイナーズに強いDC BANK、欧州モードを偏愛するMemory Memento Remembrance、デザイナーの系譜で見せるCONTEXT TOKYOと、東京でも数少ない名店をエリアを横断して巡れば、モードの歴史を着る楽しみが広がります。店数が少なく営業も流動的なジャンルのため、訪問前に各店の最新情報を確認してから出かけると安心です。

編集方針について — この記事は GUZ FASHION 編集部のGUIDEカテゴリの編集方針に沿って制作されています。

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