新宿は、デパートが集まる日本有数の商業地でありながら、作家もののうつわを扱う工芸ギャラリーや、和食器・洋食器の専門店も点在しています。陶磁器のギャラリーから、日本各地の和食器をそろえるセレクト、ヨーロッパの名窯の洋食器、そしてデパートの充実した食器フロアまで、マグカップや食器を幅広く見比べられるのが新宿の魅力です。本記事では編集部が定点観測している器・食器の店を、住所と営業時間つきで5店紹介します。掲載情報は変わることがあるため、訪問前に各店の最新情報をご確認ください。
デパートと専門店が揃う街・新宿で、器を探す
新宿が器の街としても豊かな背景には、日本有数の乗降客数を誇るターミナルとして、デパートや専門店が集積してきた歴史があります。幅広い客層に応えるため、作家ものの工芸ギャラリーから、和洋の食器専門店、デパートの食器フロアまでが揃い、一日で多様な器を見比べられます。器は毎日手に取るものだからこそ、作り手の技や産地の背景まで知って選びたい一品です。
歩き方の目安として、新宿駅を中心に、東口・南口の専門店やギャラリー、各デパートの食器フロアに器の店が点在しています。デパートで幅広い選択肢に触れ、ギャラリーや専門店で作家ものの一点を拾うという回り方をすると、自分の食卓に合う器が見つかりやすくなります。
歩き方の目安として、新宿駅を中心に、東口・南口の専門店やギャラリー、各デパートの食器フロアに器の店が点在しています。
編集部が通う、新宿の器・食器5店
柿傳ギャラリー 新宿 — 作家ものの工芸ギャラリー
新宿駅中央東口からすぐの安与ビル地下2階に店を構える、陶磁器を中心とした工芸ギャラリーです。1976年に新宿東口で創業し、年に30回以上の企画展を開催しています。陶磁器のほか漆器や染織、金工、ガラス工芸まで扱い、作家ものの名品に出会えます。企画展ごとに作り手やテーマが変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。デパートの食器とはまた違う、美術品としての価値を持つ器に触れられるのが魅力です。駅から徒歩1分という好立地で、大人が道草を楽しむように、じっくり作家ものの器と向き合いたい人に向く一軒です。
AKOMEYA TOKYO 新宿 — 日本各地の和食器が揃う食のセレクト
NEWoMan新宿1階に店を構える、お米を軸にした食のセレクトショップです。日本各地から選りすぐった和食器も扱い、松徳ガラスや波佐見焼、有田焼など、暮らしになじむうつわが揃います。食材と器を一緒に提案しているので、料理と器の組み合わせをイメージしながら選べるのが魅力です。和食器の入り口として親しみやすく、ギフトにも向く品が多く並びます。駅南口から徒歩1分とアクセスもよく、買い物や食事のついでに立ち寄りやすいでしょう。食と器の両方から豊かな暮らしを楽しみたい人に向く一軒です。
Sohbi 新宿サブナード店 — ヨーロッパ名窯の洋食器専門
新宿サブナードの地下街に店を構える、洋食器の専門店です。ウェッジウッドやマイセン、ヘレンドなど、ヨーロッパの名窯の洋食器を幅広く扱います。憧れのブランド食器を実際に手に取って見比べられるのは、専門店ならではの楽しみです。ティーカップやプレート、ティーセットなど、特別な日の食卓を彩る上質な一品が見つかります。地下街にあるため天候を気にせず立ち寄れるのも便利です。ヨーロッパの洋食器に憧れる人や、贈り物に上質なブランド食器を選びたい人に向く一軒です。
新宿高島屋 食器フロア — 作家ものから伝統工芸まで揃うデパート
新宿高島屋10階の食器売場です。人気作家のうつわや伝統工芸品、和洋の上質な食器が揃うデパートのフロアで、ギフトにも自分用にも幅広い選択肢から選べます。作家ものから定番のブランド食器までを一カ所で見比べられるのが、デパートならではの強みです。専門店をめぐる前に、まずここで全体を見て自分の好みの方向性をつかむという使い方もできます。包装やギフト対応も充実しているので、贈り物選びにも安心です。幅広い選択肢のなかから、じっくり比較して選びたい人に向く一軒です。
伊勢丹新宿店 本館 リビングフロア — 感度の高い食器セレクト
伊勢丹新宿店本館5階のリビング・食器フロアです。作家もののうつわから国内外のブランド食器まで、感度高くセレクトされた品が揃います。流行や旬の作り手をいち早く取り入れる伊勢丹ならではのセレクトで、ほかのデパートとはまた違う発見があります。期間限定の催事やポップアップが開かれることも多く、訪れるたびに新しい器に出会えます。デパートの幅広さと、セレクトショップのような感度を兼ね備えたフロアで、上質な一品から普段使いまで一度に見たい人に向く一軒です。
器・食器を選ぶときの実践ポイント
器は毎日使うものなので、見た目だけでなく実際の使い勝手を確かめて選ぶと失敗が減ります。手に持ったときの重さや、口当たりの厚み、重ねたときの収まりは、写真ではわからない大切な要素です。気になる一点は実際に手に取って、自分の手や食卓になじむかを確かめるとよいでしょう。料理を盛ったときのサイズ感も、普段使う皿と比べて選ぶと使いやすくなります。
素材によって扱い方が変わる点も押さえておきたいところです。陶器は温かみがある一方で吸水性があり、磁器は丈夫で電子レンジや食洗機に対応するものが多いという違いがあります。作家ものや洋食器のブランド品は手洗いが向くものもあるため、使い方を購入前に店員に確認すると安心です。作家ものの一点は同じものが二つとないので、気に入ったら出会ったときに選ぶつもりで臨むと後悔が少なくなります。
半日で巡る、新宿・器さんぽのコース取り
新宿駅を起点に、まずはデパートの食器フロアで作家ものからブランド食器まで幅広く見て、そこから工芸ギャラリーや専門店で気になる一点を拾うという順番がおすすめです。デパートで全体の相場と幅をつかみ、ギャラリーで作家ものに深く触れ、専門店で和食器や洋食器をじっくり選ぶという回り方が、新宿らしい器探しのコツです。割れ物を持ち歩くことになるので、買い物は後半に回し、しっかり梱包してもらうと安心です。
歩き疲れたら新宿の喫茶で一息つけるのも楽しみですが、本記事は器と食器に焦点を当てているため、飲食店については別途エリアガイドを参照してください。
まとめ — 新宿の器は「デパートと専門店の両方」で選ぶ
新宿の魅力は、デパートの充実した食器フロアで幅広く見比べられ、工芸ギャラリーや専門店で作家ものや和洋の名品に深く出会えることにあります。デパートで全体をつかみ、ギャラリーや専門店で一点を選ぶ、この往復ができるのが商業の街・新宿らしさです。本記事で紹介した5店を起点に、自分の毎日の一杯になる器を探してみてください。掲載の営業時間や住所は変更される場合があるため、訪問前に各店の最新情報をご確認ください。










